自分のミスによりRoute 53のAレコード切り替えでのサーバ移行で失敗した話

はじめてDNSを使って、運営していサーバを別のサーバに移行しようと思ったときに失敗した話です。

そのサービスではドメインとサーバをRoute 53のAレコードにIPアドレスを登録して運営していました。

server_pptx.png

Route 53でAレコードをIP-AからIP-Bに変えて移行するつもりでした。

しかし!!!

Route 53で実行したあと、サーバBのアクセスログを見るとアクセスは来ているのに、自分のブラウザではサーバAの情報が表示されたままです。 そうです、TTLが切れていなかったのです。概念としては覚えていたのですが、すっかり実際のを確認するのが抜け落ちていました。

Route_53_Management_Console.png

Route 53では上記のように確認できます。図では180秒になってます。 そのときのドメインTTLは1時間に設定したままになってました。 ブラウザがサーバAのドメインをキャッシュしているため、最大1時間待たないと切り替わらなかったのです。

1時間は長すぎると思うのですが、他のサービスはどれくらいにしているのでしょうか。調べてみました。

ドメイン TTL
yahoo.co.jp 300
google.co.jp 300
qiita.com 60

ちなみにRoute 53のAレコードのALIASに設定するときのELBのTTLは60秒になってました。

まとめ

ドメインのAレコードのIPは切り替えるときにTTLも確認して適切な長さにする。